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【首都圏】

五大路子さん「横浜ローザ」演じ21年 「戦争の愚かさ伝えたい」

昨年8月に「横浜ローザ」を演じる五大路子さん(森日出夫さん撮影)

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 終戦後の横浜に実在した米軍相手の娼婦(しょうふ)の人生を描く一人芝居「横浜ローザ」が26日から30日まで、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)で上演される。1996年の初演から舞台に立つ俳優、五大路子さん(64)は「世の中の空気が変わってきて、危機感を感じている。今こそ、戦争の愚かさを伝えたい」と語る。

 顔を真っ白に化粧し、90年代まで横浜市中区の伊勢佐木町や馬車道で見かけられた通称「メリーさん」という女性を題材にした芝居。これまで、終戦記念日にちなんで8月の公演を続けてきた。今年は「横浜で戦争を身近に考える時期だから」(五大さん)と、45年に横浜大空襲があった5月29日に合わせたスケジュールにした。

 「横浜ローザ」は戦後70年の2015年、米ニューヨークでも上演された。五大さんはそこで15歳の少女から「戦争に翻弄(ほんろう)されながら立ち上がったローザは、私のヒーロー」という感想を聞いた。「戦争を知らない若い世代に、私のメッセージが伝わってうれしかった」と五大さん。今回も「若い人に、希望の持てない時代を乗り越え、生きる姿を見せたい」と話す。

 26日は午後7時開演、27〜30日は午後2時開演。前売り券は税込みで一般5000円、学生3000円(当日はともに500円増)。問い合わせは横浜夢座事務局=電045(661)0623=へ。 (梅野光春)

 

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