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【首都圏】

子育てしながら働ける社会へ 女子高生4人がグループ結成

「Women’sinnovation」を結成した女子高生たち=東京都千代田区で

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 男女平等のはずが、保育所不足、マタハラ、賃金格差−。このままでは明るい未来が描けない、と危機感を持った東京都や神奈川県に住む高校3年の女子生徒4人が、「ウーマンズ・イノベーション(Women’s innovation)」を結成した。性別を問わず子育てしながら働ける社会をつくろうと、15日、新宿区で初めてのイベント「未来で働く女性のために今私たちができるコト」を開く。(柏崎智子)

 四人は学校や住む地域は異なるが、同じ塾に通っていて知り合った。日ごろニュースを聞いたり、母親の再就職の難しさを目の当たりにしたりして「仕事か子育てかどちらか選ばないといけないのか、とそれぞれが将来に不安を感じていた」と代表の大山友理さん(17)は話す。

 特に大きな衝撃だったのが、昨年二月、子どもが保育所に入れなかった母親が書いて話題になったブログ。四人は「『日本死ね』という強烈な言葉を書き込むほどの状況なんだと心に刺さった」と振り返る。

 「男女雇用機会均等法ができて三十年以上たってもこんな状況。私たちの力で少しでも変えたい」と意気投合し、今年四月にグループを結成。グループ名には「一人一人から始まる活動が、多くの女性のためになり、やがて仲間が増えていく」という願いを込め、カタカナ表記は単数形の「ウーマンズ」、英語表記は複数形の「Women’s」とした。女性団体などにインタビューしたり、子育て中の女性にアンケートをしたりしてきた。

 活動でつながった大人たちの支援も受け、十五日午後零時半から新宿区市谷八幡町八のTKP市ケ谷カンファレンスセンターで、初のイベントを開く。雑誌「アエラ」元編集長の浜田敬子さんの基調講演の後、働いている先輩女性たちを交え今の思いや、どうしたら現状を変えていけるかなど意見交換し、提言をまとめる。

 四人は「ほかの女子高校生にもぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。参加費五百円。申し込みは、ホームページ=womensinnovationfu.wixsite.com/womens=から。

 

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