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【首都圏】

「がん」でも働ける環境を 企業経営者らプロジェクト

がんアライ部の発足会見をした、功能さん(左から3人目)や岩瀬さん(同4人目)ら=東京都中央区で

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 がんになっても働き続けられる環境をつくろうと、「がんアライ部」と名付けたプロジェクトが発足した。自身や周りにがん経験者がいる企業経営者ら七人が発起人。賛同する企業や個人を募り、情報交換や勉強会を開いていく。 (神谷円香)

 名前は、ally(アライ=味方)とalive(アライブ=生きる)という英語を掛け合わせた。ネットで情報発信し、フェイスブックに「いいね!」をすると「部員」になれる。緩くつながり、「ともにがんと就労を考えていくプロセス自体を社会運動にする」のが部の目的だ。

 具体的には、企業の人事担当向けの勉強会を三カ月ごとに開いたり、働き盛りにがん検診を啓発したりする。企業の優れた取り組みの表彰も検討している。

 代表発起人の功能(こうの)聡子さんは、途上国の起業家を合同会社という仕組みで支援するARUN(アルン、東京都中央区)の代表。その傍ら、末期の肺腺がんと診断されてからも働き続けた夫を七年支え、今年七月にみとった。「がんになったら離職しなければと考えてしまう患者はまだ多い。患者の社会参加に取り組むべきだ」と話す。

 もう一人の代表発起人、ライフネット生命保険社長の岩瀬大輔さんは「がん患者を支える企業の取り組みをつなげる接着剤の役割も担いたい」と話す。

 発起人はほかに、認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表、キャンサー・ソリューソンズの桜井なおみ代表、NPO法人マギーズ東京の鈴木美穂共同代表理事、クレディセゾンの武田雅子取締役営業推進事業部長、一般社団法人キャンサーペアレンツの西口洋平代表。

 六日に東京都内であった第一回勉強会には、約八十社が参加した。詳細は「がんアライ部」でウェブサイトやフェイスブックを検索。

 

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