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【首都圏】

児童労働解放 「子どもたちの変化」一冊に NPO資金募り出版へ

インドで子どもらと家族にインタビューするACE代表の岩附由香さん(左)=ACE提供

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 ガーナやインドなどで児童労働問題などに取り組んでいる認定NPO法人ACE(エース)=東京都台東区=が設立20周年を迎え、これまでの活動を通じて目撃してきた子どもたちの人生の「変化のストーリー」を本にまとめるプロジェクトを進めている。クラウドファンディングで資金を募り、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが撮影する写真とともに紹介する予定だ。(仁賀奈雅行)

 ACEは一九九七年、世界百三カ国で展開された児童労働に反対するグローバルマーチに参加する目的で設立された。イベント後には解散するつもりだったが、「海外で運動のパートナーとして認知されてしまい」(ACE事務局長の白木(しろき)朋子さん)、二〇〇二年のサッカーW杯日韓大会の際、サッカーボール作りの児童労働問題を伝える活動に参加要請が舞い込んだのを機に、活動再開。以来、インドの綿花、ガーナのカカオ産業に従事する子どもたちの支援を中心に活動し、これまで千六百人以上の子どもたちを児童労働から解放、教育の機会を提供するなどしてきた。

 今回の出版は、子どもたちのその後のストーリーを発信する。白木さんは、「自分たちの力で世界は変えられるという私たちの実感を伝えたい」と話し、さらに「日本でも難しい状況に置かれている方がいらっしゃる。そうした方が一歩を踏み出せるよう背中を押すような本にしたい」と続けた。クラウドファンディングは十八日まで、Webサイト「Ready for」で受け付けている。問い合わせは、ACE=電03(3835)7555=へ。

 

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