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【首都圏】

ショウジョウバエでALSに挑む  都内で来月講座、聴講者を募集

ハエを使ったALSの研究をしている京都工芸繊維大の山口政光教授=京都市左京区の同大で

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 全身の筋肉が動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療法確立を目指し、ショウジョウバエを使った研究を進めている京都工芸繊維大の山口政光教授(63)が一月十四日、東京都内でこれまでの研究成果を説明する一般向けの講座を開く。(池井戸聡) 

 ショウジョウバエの体長は二〜三ミリだが、ヒトの遺伝子の約70%を持ち合わせている。生後十日ほどで産卵し世代交代が早いなど、遺伝子に関する研究もしやすい。山口教授らはこの点に着目。二〇一四年に、ALSと同じ症状を人工的に発症させたショウジョウバエの運動機能を改善させるタンパク質を発見し、治療法開発へ一歩を踏み出した。

 「ショウジョウバエモデルでALSに挑む」と題する講座は、山口教授がALS患者らと交流を進める中で開催が決まり現在、聴講者を募集している。山口教授は「ALSへの関心は高まってきたが、ショウジョウバエを使う研究はまだあまり知られていない。現状と展望を分かりやすく説明したい」と話している。

 講座は一月十四日午後二時から東京・丸の内の「京都アカデミアフォーラム イン 丸の内」で。聴講希望者は氏名、種別(ALS患者、患者の家族、専門職、一般の別)、車いす利用の有無と同行者がいる場合の人数を明記し、電子メール(shoujoubae0114@gmail.com)で申し込む。先着順に受け付け、定員に達し次第、募集を締め切る。

 

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