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【首都圏】

<ふるさと発>サワラすし、お目三重 津市河芸町から道の駅で販売

開発に携わったメンバーと前葉市長(左から3人目)=津市役所で

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 津市河芸町の「道の駅津かわげ」に商品を卸す食品会社などが協力して、新商品「鰆(さわら)すし」を開発し、市役所で完成報告をした。共同開発商品は同道の駅では初の試み。11月から販売を始めた。

 伊勢湾には質の高いサワラが多く生息し、10〜12月が旬。同市の香良洲、河芸、白塚の各漁港で水揚げされる。身の厚さは2センチほどで脂がのりしっとりしている。試食した前葉泰幸市長は「重厚で、ふわふわ」と太鼓判を押した。

 開発に携わった山善水産の米川謙二社長によると、かつて高値で売れる京都や大阪の料亭に出荷され、津市内で消費されることは少なかった。昨年の同道の駅のオープンを機に、切り身や刺し身の出荷を始めた。

 道の駅に総菜を卸す「旬菜工房にぎやか畑」の中川晴美代表が偶然、津のサワラの存在を知り、米川社長と意気投合。10月半ばから新商品開発を進めた。

 米は県内産の黒田米を使用。粘り気が強く本来すし飯に適さないが、甘みが強く、火を入れたサワラの甘さと相性がいい。当初新鮮なサワラを使ったが、数日熟成させて素材の味をより引き出すようにした。

 同道の駅のテーマは「海のもの、山のもの、津のもの」。開発メンバーは「やっと津の海と山の幸を融合した商品が開発できた」と話し、「津のサワラの良さを知ってほしい。新名物にして全国進出を狙う」と意気込む。1パック1500円。道の駅津かわげで今月末まで販売する。 (須江政仁)

 

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