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【首都圏】

学校に行けない子どもたち 国際ボランティア会「わたしは10歳」出版

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 アジア各国で教育支援活動を行っている公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が、36年間に及ぶ活動を基に、子どもたちが学校へ行けない現状や背景、現地での活動成果などをまとめた「わたしは10歳、本を知らずに育ったの。」(写真、合同出版)を出版した。これまで27万冊の絵本を子どもたちに贈り届けている同会では、「私たちに何ができるのかを考えるきっかけにしてほしい」と話している。

 同会は1981年に設立され、現在はカンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、ネパール、アフガニスタンの6カ国とミャンマー国境に近いタイのミャンマー難民キャンプで活動を続けている。

 「わたしは−」ではまず、学校に行けない子どもたちの実例をあげ、少数民族問題、内戦、紛争などの背景とともに、教育を受けられないことが貧困の連鎖につながる実態を解説。

 一方で、子どものころに図書館ができたことをきっかけに外交官になったスラム出身の女性の話など、図書館活動が子どもたちに与えた好影響を紹介しつつも、いまなお7億5000万人の人が字を読めず、うちアジアが7割、その6割以上が女性である現状にさらなる支援が必要だと訴えている。

 A5判、152ページ。1400円(税別)。

 27日午後2時から、東京都千代田区神田神保町1の17、東京堂書店6階、東京堂ホールで、執筆にあたった同会東京事務所の鈴木晶子広報課長、山本英里事業サポート課長兼アフガニスタン事務所所長による出版記念トークイベントと、ミャンマーの子どもたちに届ける翻訳絵本作りのワークショップが開かれる。参加費500円。要予約。申し込みは同書店=電03(3291)5181=へ。(仁賀奈雅行)

 

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