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【首都圏】

北斎の絵 「ちょっといたずら」 しりあがり寿さん 企画展「ほぼ三十六景」

しりあがり寿画「髭剃り富士」

写真

 ゆるーい感じの画風に、批評精神が潜むギャグ漫画で知られる、しりあがり寿(ことぶき)さんが「北斎」を自己流で描いた企画展「ちょっと可笑(おか)しな ほぼ三十六景」が二十七日から、すみだ北斎美術館(東京都墨田区)で催される。しりあがりさんが尊敬する江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の絵に、「ちょっといたずら」して描き下ろしたユーモラスな作品を披露する。二月四日まで。(飯田克志)

 しりあがりさんは、二〇一四年にパリで開かれた葛飾北斎の展覧会のために北斎を題材にした短編アニメを制作するなど、北斎の熱烈なファン。同美術館では一六年の開館記念シンポジウムや一七年の企画展の講演会に登壇している。

 展示作品は、北斎が各地から望む富士山を描いた「冨嶽(ふがく)三十六景」など、一度は目にしたことがある作品を、しりあがりさんが自分のセンスで読み解き描いたといい、三十六点を展示するのが目標とか。

 世界的名画で「赤富士」と呼ばれる、冨嶽三十六景の「凱風(がいふう)快晴」を題材にした作品は「髭剃(ひげそ)り富士」という題名。T字形のカミソリで、緑の斜面をそって、赤い部分を広げている。

 しりあがりさんの作品と元になった北斎の作品の複製を一緒に並べ、見比べられるようにしてある。

 初日の二十七日午前十時半からは、しりあがりさんが和紙に墨で富士山を描き、立体作品にするライブパフォーマンスをする。最終日の四日(午後六時ごろ)には、作家のいとうせいこうさんらによる音楽イベントがある。

 休館月曜。観覧料は一般六百円。問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。 

 

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