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【首都圏】

<しみん発>耕作放棄地 高校生生かす ハチミツ・エゴマ収穫、加工品に

収穫や商品開発の成果を報告した生徒たち=岐阜県恵那市で

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 岐阜県恵那市で耕作放棄地の利活用策を研究する市内の県立恵那農業高校食品科学科の生徒たちが、ハチミツとエゴマを収穫し、加工品を開発した。代表の生徒たちが、市役所で小坂喬峰市長に成果を報告した。

 市と高校、地元の建設会社「田口建設」の三者による連携協定にのっとり「花咲か里山プロジェクト」として二、三年生の三十人が取り組んだ。耕作放棄地四千八百平方メートルに田口建設が畑を整備。獣害被害を受けにくく、加工しやすいという理由から生徒たちと住民らがエゴマを植え、百キロを栽培した。巣箱も置いてハチミツ八キロを収穫した。

 ハチミツは「恵蜜(めぐみつ)」の商品名で瓶詰めし、地域のイベントで販売している。同県中津川市のパン店との協力で、エゴマやハチミツを使った食パンを開発した。

 市役所では二年生五人が「まだ知られていない特産物を広めたい」「改良を重ね、より良い商品にしたい」と意気込みを語った。

 協定は昨年、耕作放棄地活用のモデルにしようと結ばれた。市民から放棄地を無償で借り受け、既に中部大(愛知県春日井市)と共同でミツバチの生態を調査し、休耕地でのエゴマ栽培や生産物で商品開発をしていた恵那農高が関わった。 (吉岡雅幸)

 

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