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【首都圏】

北陸ゆかり作家の茶道具楽しむ 都内で 茶会、展示即売会

棟方志功に描いてもらった絵「書妙菩薩出現韻」を、新・加賀茶会で披露する表立雲さん=金沢市本多町の自宅で

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 石川県内在住または縁がある工芸作家の茶道具を用いた茶会が25日、東京都世田谷区の五島美術館で催される。21日からは中央区銀座の銀座三越で、作家らの作品を集めた茶道具展(3月6日まで)も開かれ、即売される。

 現代工芸を志向する若手作家たちの作品をPRする目的で、県次世代茶道プロジェクトが主催。代表を務める茶道コーディネーター岡本恭子さん(同県内灘町在住)が「新・加賀茶会」と名付け、石川県、北陸中日新聞、東京新聞が後援する。

 待合、濃茶、薄茶、点心の各席には北陸ゆかりの板画家棟方志功と、金沢市在住の前衛書家表立雲さん(91)の作品が飾られる。

 待合の作品は1949年、富山県南砺市(旧福光町)に疎開中の棟方が当時交流していた表さんをイメージした貴重な絵。「書妙菩薩(ぼさつ)出現韻」と題され、筆やすずりが描かれている。その他の棟方作品は伊勢彦信・イセ食品グループ会長のコレクションを借り受ける。

 茶道具は、木工芸の人間国宝川北良造さんの炉縁や加賀藩・前田家伝来の花入をはじめ、地元工芸家や金沢美術工芸大教授・卒業生、金沢市卯辰山工芸工房修了生・研修生ら若手作家の作品を使う。

 茶会は薄茶、濃茶、点心の順で回り、会費は1万7000円。午前9時半から計6席が設けられ、各席の定員は8人。問い合わせはメールinfo@coolkanazawa.comへ。

 プロジェクト代表の岡本さんは「石川の工芸を東京で発信し、ファンが増えればうれしい」と話した。 (山本義之)

 

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