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【首都圏】

若者が見た 報道の役割 JCJ賞の受賞者を取材・編集

東海大学生が取材・編集した冊子「JOURNALISTs」

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 「森友・加計学園」を巡るスクープや沖縄県高江・辺野古の基地建設強行を問うなど、特筆される報道活動をたたえる2017年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞の贈賞式をまとめた冊子「JOURNALISTs」が発行された。 (野呂法夫)

 東海大学(神奈川県平塚市)ジャーナリズムプロジェクト(JPOT)の学生が取材・編集しており、報道ジャーナリズムの役割が若者の目にどう映ったのかも知ることができる。

 JPOTは大学公認の課外活動で、昨年八月に東京都内であった贈賞式で受賞者の話を聞き、インタビューも行った。冊子作りは前年度に続き二回目で、文学部広報メディア学科の羽生浩一教授の指導の下、学生十四人が参加した。

 冊子では、米政府の監視体制を暴露して亡命した米国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデン氏のインタビューに成功した元朝日新聞記者小笠原みどりさんの記念講演の内容を取り上げている。

 「世界をcollect it all(全てを収集する)」というNSAの諜報(ちょうほう)活動の恐ろしさや、メディアなどが意図的に自由な言論領域を広げていくことの必要性を紹介。二年生の小川知夏さんと中島こなつさんは「急速に進む監視社会に立ち向かう生き方を、私たちは『自分ごと』として自覚することが重要だ」などと感想を述べている。

 受賞報告は五つあり、富山市議会の政務活動費の不正を明らかにした北日本新聞やチューリップテレビの調査報道などについて「情報隠蔽(いんぺい)の闇に光を当てる」「怒りの声を追い風に『民意と歩む』旅」といった視点で報告し解説している。

 冊子はオールカラーのA4判、二十四ページ。百円(送料別)。問い合わせは、JCJ(月・水・金曜午後一時〜五時)=電03(3291)6475=へ。

 

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