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【首都圏】

名所、マンホールに 日光市は中禅寺湖やSLなど5種

斎藤文夫日光市長(後列右)とともに5種類のデザインを披露する文星芸大の学生ら=日光市役所で

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 栃木県日光市は、市公共下水道のマンホールに地元の風景をあしらったふたを設置する。デザインは文星芸術大(宇都宮市)デザイン専攻三年の三人が担当し、日光連山や中禅寺湖といったおなじみの景色が描かれている。市によると、ふたは製造中で四月ごろには市内の五つの地域に設置される。

 担当したのは、塙綾乃さん、高橋由樹さん、大野香央留さん。五つの地域でそれぞれ異なるデザインとし、今市は大谷川を渡る蒸気機関車(SL)、日光は中禅寺湖と華厳の滝、藤原はライン下り、足尾は足尾製錬所、栗山はかまくら祭の風景を採用している。

 「希少性を持たせよう」(市下水道課)と、ふたは各地域に一カ所しか設置しない。全国的に収集家らに人気の「マンホールカード」も作って観光振興にもつなげたい考えだ。

 日光、藤原、足尾の三地域をデザインした高橋さんは、ふたのサンプルを手に「実物大のサイズを見て、これが設置されるのかと少しどきどきします。観光客にもすぐに日光と分かるよう工夫しました」と話していた。 (小川直人)

熱海市が製作した「貫一お宮」(右)と「梅と芸妓」のご当地マンホール=同市役所で

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◆熱海市 「貫一お宮」と「梅と芸妓」

 静岡県熱海市は市制八十周年記念の一環で「貫一お宮」と「梅と芸妓(げいぎ)」をデザインした二種類のご当地マンホールのふたを製作した。熱海らしさを伝える図柄が市民や観光客に好評で、「マンホールカード」の発行に向けて準備を進めている。

 ふたは直径六十センチ。熱海が舞台の新聞小説「金色夜叉」で貫一がお宮を足蹴(あしげ)にする別れの名場面と海上花火、熱海芸妓と熱海梅園を連想させる梅をそれぞれ組み合わせた絵柄で、鋳鉄のふたにカラーの樹脂塗装で施された。市下水道課職員が熱海の文化歴史と現在を融合した絵柄のテーマを発案し、マンホール業者がデザイン化した。

 設置場所は貫一お宮像前や熱海梅園周辺など市内九カ所ずつで、二月上旬から工事を進めており、三月中に完了する。

 下水道課は「熱海らしいマンホールに仕上がった。誘客につながってほしい」と期待している。 (中谷秀樹)

 

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