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【首都圏】

<ふるさと発>三重県鈴鹿市から 木製遊具に園児ら夢中 保育所全10カ所に配備

ログハウス風の遊具で大人数で遊ぶ園児たち=三重県鈴鹿市の河曲保育所で

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 三重県鈴鹿市内の市立保育所全十所に、大型でオリジナルの木製遊具四種類、計三十八点が入り、園児らが喜んでいる。市が、森林保全や人材育成を目的とした県の交付金を活用した。

 県からの「みえ森と緑の県民税市町交付金」は毎年度、各市町に人口や森林面積の割合に応じて入る。制度は二〇一四年度に始まり、鈴鹿市は主に森林整備に活用してきた。備品の購入費としては小学校の机に充てた実績はあるが、保育所の遊具は初めて。現場の要望に応えた。

 遊具は幅二・三メートル、奥行き二・〇メートル、高さ二・二メートルのミニログハウスやままごと用キッチン、冷蔵庫、衝立(ついたて)。いずれも県産ヒノキを使う。市がデザインイメージを木製遊具の製造業者に伝え実現。全十所に三〜四種類ずつ順次配布した。

 河曲保育所(十宮町)では遊具が四種類入り、搬入日の園庭では、ミニログハウスを設置する業者のクレーンに向け、すずなりの園児らが声援を送る歓迎ぶりだったという。他の三遊具は室内に置いた。保育所は、遊具の突端と可動部分に衝突や指詰め防止の緩衝材を独自に張り付け、園児が安全に遊べるようにした。

 ミニログハウスで遊んだ永井珠真ちゃんは「お店屋さんになってお菓子を売ったのが楽しかった。大きくて全員で遊べるのがいい」。丹羽明子所長は「木製遊具は木の香りがして温かみがあり、自然を身近に感じられる」と情操教育への効果に期待を込めた。 (片山健生)

 

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