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【首都圏】

本の街に新ランドマーク 神保町ブックセンターオープン

カフェを楽しみながら岩波書店の書籍が読める(UDS提供)=東京都千代田区で

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 出版社や古書店が集まる東京・神保町に、書店にカフェやオフィスを備えた複合施設「神保町ブックセンター」がオープンした。2年前に閉店した「岩波ブックセンター」の跡地を活用した新業態店。「本の街」の新たなランドマークとなりそうだ。(神野光伸)

 神保町ブックセンターは、岩波書店が創業の地に所有する八階建てビルの一〜三階に入る。都内外で住宅や商業施設、ホテルなどの企画・設計を手掛けるUDS(渋谷区)が運営する。

 一階に、書店とカフェを併設。岩波書店が出版した文学作品や学術書など約九千冊を取りそろえる。購入前の書籍も飲食を楽しみながら、その場で読める。トークイベントや読書会も定期的に開く予定。二階には貸会議室、三階には個人向けの仕事スペースやオフィスをそれぞれ設けた。

 UDSの担当者は「インターネット書店では体験できない実店舗ならではの読書の楽しさを伝えたかった。本をきっかけに人が集まり、新しい仲間や新しい知識に出会える拠点となる場を目指したい」と話している。

 岩波ブックセンターは、有限会社「信山社」が経営し、岩波書店の書籍を中心に人文・社会科学系の専門書を豊富にそろえ、多くの読書家に親しまれた。だが、代表者の柴田信(しん)さんが亡くなり、二〇一六年に閉店し、信山社は破産。空き店舗になっていた。

 神保町ブックセンターのカフェと書店の営業時間は、平日午前九〜午後八時、土・日・祝日は午前十〜午後七時。会議室やオフィスなどの問い合わせは、UDS=電03(6268)9068=へ。

 

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