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【首都圏】

<ふるさと発>長野県飯田市から 探訪「裏山しいちゃん」

複合施設「裏山しいちゃん」のユニークな外観=長野県飯田市元町で

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 JR飯田駅近く、長野県飯田市元町に、古民家を再生した複合施設「裏山しいちゃん」がある。ネーミングといいポスターが所狭しと貼られた外観といい、なかなか面白い。どんな場所なのか、足を運んでみた。

 中に入ると、目に飛び込んでくるのは本、本、本。ブックカフェのようだが、傍らには駄菓子が並び、話題の3Dプリンターも。二階では会議をしている人がいる。「ここは多様性のあるコミュニケーション空間。多様な人が偶発的に接触し、刺激をつくる装置になっています」。運営する広告デザイン会社「週休いつか」の新海健太郎社長はこう説明する。

 飯田駅周辺の活性化を図る同社が昨年四月、「やりたいことを実現する場」としてオープン。デザインオフィス、フリーペーパーや不動産を扱う会社、貸本屋、貸し切り可能なレンタルスペースなどが雑居する。実際、3Dプリンターで遊ぶ催しや、水引デザイナーの米ロサンゼルスでの作品出展など、この場から、大小さまざまな取り組みが生まれたという。

 裏山しいちゃんというネーミングは、うらやましいと思われる働き方や生き方を目指す意味合いと、違和感が目に留まる人名っぽさを狙ったという。「飯田人の優しさや感性を取り入れ、まちづくりに結びつけるのがこの施設」と新海さんは話す。 (石川才子)

 

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