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【首都圏】

国立西洋美術館 世界遺産への軌跡 登録に尽力 山名教授が出版

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 東京都内で初めての世界文化遺産に、国立西洋美術館(上野公園)が登録されてからまもなく二年となる。設計した近代建築の巨匠ル・コルビュジエの研究者で、登録推進運動の舞台裏を知る山名善之・東京理科大教授が「世界遺産 ル・コルビュジエ作品群−国立西洋美術館を含む17作品登録までの軌跡」を出版した。

 二十世紀建築の文化的価値が叫ばれるようになったことを受け、各国に点在するコルビュジエ作品を一括して世界遺産にしようという機運が高まった頃から、三度目の審議となった二〇一六年七月のユネスコ委員会(トルコ)で登録が実現するまで。十五年間に及んだ道のりを記録した。

 世界遺産になった十七作品は、日本のほか、フランス、インド、アルゼンチンなど計七カ国にある。史上初となる大陸をまたいだ世界遺産をどうやって実現させるか。各作品が近代建築運動に与えた「顕著な貢献」を具体的に証明するために作成した表など、初公開となる資料も収録した。

 四六判、二百八十四ページ。千七百円(税別)。問い合わせは、TOTO出版=電03(3402)7138=へ。 (浅田晃弘)

 

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