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【首都圏】

被爆体験者の記憶「継承」へ 町田で19日 保存、研究 2人が講師

(上)岡山史興さん、(下)田村賢哉さん

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 米軍機からの原爆投下により多くの犠牲者が出た広島、長崎。その被害体験や証言をデジタル情報で残し、今後の課題に生かす「継承」について考える講演「被爆者とつどう会」が19日午後2時から、東京都町田市能ケ谷の和光大学ポプリホール鶴川で開かれる。 (野呂法夫)

 町田市に住む被爆者を支援する「町友会とともに生きる会」の主催。講師は長崎県出身の被爆三世、岡山史興(ふみおき)さん(33)と、広島市出身の田村賢哉さん(28)。

 岡山さんは高校時代、核兵器廃絶に向けた署名活動に取り組んだ。現在、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会(東京)理事として全国各地に住む被爆者が残した手記などをデジタル化して保存記録し、未来へのメッセージとして受け継ぐ活動を行っている。

 田村さんは、東大大学院学際情報学府博士課程で学び、広島の被爆証言の映像や音声のデータを活用して記憶継承するコミュニティーづくりを研究している。

 生きる会は一九八八年から「二度と被爆者を作らない」との思いで活動してきた。代表の本間美智子さん(75)は「福島原発事故で再び多くの被ばく者を作り、差別と偏見、いじめに苦しんでいる。一方、被爆三世は被爆者としての補償が何もない。これからの問題を一緒に考えたい」と話す。

 参加無料。問い合わせは、斎藤さん=電080(5098)2667=へ。 

 

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