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【首都圏】

養護施設で暮らす 子どもの日常追う 2日から中野で上映

保育士のマリコさんに甘える子ども(「隣る人」の一場面)

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 児童養護施設で暮らす子どもたちの日常を描いたドキュメンタリー映画「隣(とな)る人」が六月二日から、東京都中野区のポレポレ東中野で四年ぶりに再上映される。アジアプレス所属のジャーナリスト、刀川(たちかわ)和也さん(51)の初監督作品で、舞台は埼玉県内の児童養護施設「光の子どもの家」。事情があって親と暮らせない子どもたちと、親代わりの保育士たちの、心を通い合わせる姿が八年の取材を通して細やかに描かれている。

 だれもが一人では生きられない。存在を受けとめる「隣る人」がいる。そう静かに語りかけるような作品は自主上映も絶えず、観客数は七万人に達した。「貧困や虐待など子どもたちをめぐる問題に目が向けられるようになった今だからこそ、多くの人に観(み)てほしい」と刀川さんは言う。

 十五日まで、昼(午後零時半)と夜(同八時四十分)の二回上映。昼の上映後には連日、NPO法人子育てパレット代表の三浦りささん(二日)や歌人の俵万智さん(六日)らゲストを招いたトークイベントを予定している。

 料金は一般千七百円、大学・専門学校生・シニア千二百円、中高生千円、小学生七百円、就学前は無料。トークイベントのない夜の上映は一般千四百円。問い合わせは、ポレポレ東中野=03(3371)0088=へ。 (佐藤直子)

 

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