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【首都圏】

まいっちんぐマチコ先生 栃木舞台に実写化 「10年後」描いた青春物語

校庭に集まった出演者たち=栃木県那須烏山市で

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 一九八〇年代、テレビなどで人気を集めたアニメ「まいっちんぐマチコ先生」(えびはら武司さん原作)が、栃木県を舞台に実写で映画化される。原作はギャグアニメだったが、映画は廃校を巡り、卒業生たちの思惑が交錯する青春物語。那須烏山市の廃校舎で撮影した。プロデューサーで県のPR役「とちぎ未来大使」も務める藤原綾子さんは「映画を通じて、栃木の魅力を発信していきたい」と意気込む。 (原田拓哉)

 映画は、アニメで描かれていた時代から十年後を舞台にした「初恋スケッチ〜まいっちんぐマチコ先生〜」。

 マチコ先生が担任をしていた中学校「あらま学園」が廃校となり、学園は工場として利用されていたが、ショッピングセンターの進出で、校舎を取り壊す計画が浮上。卒業生たちを巻き込んで、反対派と賛成派が対立する。

 ロケ地となったのは、学校が移転したことで廃校舎となり、一部が工場として活用されている那須烏山市の旧江川小学校。当時のまま残っている二階の教室、校門、裏庭などで撮影した。この校舎も、数年後には取り壊す計画という。

 女優やグラビアアイドルとして活躍する大澤玲美さんが「マチコ先生」、お笑いコンビ「しずる」の村上純さんが、中学時代からマチコ先生に思いを寄せる卒業生の「ケンタ」を演じる。このほか、アイドルグループ「AKB48」の元メンバーらが出演。地元の人や工場の従業員ら約四十人がエキストラに加わった。

 監督は、二〇一五年に「夏ノ日、君ノ声」で劇場映画デビューした神村友征(ともゆき)さん。九月に上映予定。

 映画初主演という大澤さんは「原作は有名なのでよく知っていました。原作に負けないようなキュートなマチコ先生となれば」と張り切っていた。

 プロデューサーの藤原さんは、益子町出身で音楽ユニット「i−nos(アイノス)」でも活動しており、今回、映画の主題歌も担当する。

 藤原さんは「栃木でも学校の廃校が進む。地域の課題に対して、何ができるのかなども、映画を通じて訴えていければ」と話す。

 

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