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【首都圏】

文化・芸能人 多才なアート 13日から都内で企画展

オスカー受賞辻一弘さんの「リンカーン」

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 各分野で活躍する人たちの作品を集めた「文化人・芸能人の多才な美術展」(NPO法人・日本国際文化遺産協会、同美術展実行委員会主催)が13日から、東京都品川区大崎のO(オー)美術館で開かれる。日本初公開の貴重な作品も展示される。 (山岸利行)

 一九九九年に始まった美術展は今年で二十回目を迎える。初回の出品者は十七人だったが、回を重ねるにつれて輪が広がり、これまでの総数は千三百五十人に上り、入場者は全国百二十七会場で二百八十五万人を数える。東日本大震災など被災地への支援も続けており、今年も震災復興支援文化財救済活動チャリティー企画として実施される。

 二十回目の今年のテーマは「世界に挑戦する日本」で、百三人の力作、百六十三点が展示される。なかでも注目されるのは、今春の米アカデミー賞でメーキャップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した辻一弘さんがリンカーン米大統領の顔を立体的に再現した作品「リンカーン」で、日本初公開。頭部のみの重量は二十八キロもある大作で、今にも動きだしそうなほどリアルに仕上げられている。米国在住の辻さんが美術展の趣旨やテーマに賛同し、初出品となった。

美空ひばりさん屏風

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 二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックが近づいていることもあり、今回はスポーツ部門を新設し、二月の平昌五輪で二冠に輝いた高木菜那選手が競技時に着用していたユニホームとスケート靴や、一七年世界陸上での銅メダリスト藤光謙司選手の銅メダルなどが展示される。

 また、美空ひばりさんの「いばらの道がつづこうと 平和のためにわれ歌う」と題した屏風も二十回目の節目に初出品される。テーマに合わせ、世界に挑戦する起業家の作品もある。

 ほかの出品者は、八代亜紀さん(歌手)、山本富士子さん(女優)、松本零士さん(漫画家)ら。

 実行委の松岡久美子代表は「アートを身近なものにしたいとの思いで二十年にわたり続けてきた」と振り返り、「本展覧会は単なる美術展ではなく、誰もが持つ芸術の力を認識する場ともなっており、社会に強いメッセージを発信する美術展でもある」という。

 美術展は十八日まで。入場料千円(税込み、小学生以下無料)。八月には宮城県石巻市でも開催される。問い合わせは、実行委事務局=電03(5771)6555。

 

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