東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 首都圏 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【首都圏】

ゴム版に刻む平和への思い 大田の画家・松本さん NYで9月に展示会

展示会の費用を集めるため、寄付を呼びかける松本れい子さん=東京都大田区で

写真

 「平和、親子、いのち」をテーマに、一般の人たちがゴム板に彫った小さな版画を展示する「スタンピング平和展」を主宰する画家、松本れい子さん=東京都大田区=が九月、米ニューヨークで初の展示会を開く。二〇〇一年九月の米中枢同時テロをきっかけに始めた活動の節目として、四千点以上の作品を一堂に並べる。 

 「スタンピング平和展  in ニューヨーク」は九月十四〜十六日、セントラルパークの西にある「ゴダード・リバーサイド・バーニーウォール・センター」で開く。平和への思いを刻んだ五センチ四方のゴム版を並べる。これまでの活動で集まった作品のほか、ワークショップで来場者が彫った作品も次々と飾る予定だ。

 松本さんは、米中枢同時テロに「人の命があまりに軽く扱われた。人間には創造性があるのに、ちょっと間違えると破壊に進む」とショックを受けた。アートを通じて多くの人たちと平和を考える活動を、と思い至った。〇一年十二月に、当時住んでいた名古屋市で初めて開いたイベントは、定期的に続けている。〇八年から、引っ越した東京都内も会場にするようになった。

これまでに集まった作品の一部

写真

 ニューヨーク開催について、松本さんは「多様な人々が生活する街で互いの違いを認め合い、思いをつなぐ活動がしたかった。何を彫ろうか自分で考えることで平和、命に向き合ってほしい」と話している。

 入場無料。ダンス、コンサート公演もある。

 松本さんは開催に必要な二百万円を、七月末までクラウドファンディング(CF)で募っている。詳細はCFサイト「CAMPFIRE」で「4000枚」と検索、イベントのページを参照。寄付は八月末まで郵便振り込みでも受け付けている。 (原尚子)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報