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【首都圏】

韓国第三の都市・大邱市の魅力が満載 安田良子さんのガイド本が大人気

大邱のガイドブックを手にする安田さん=都内で、五味洋治撮影

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 韓国第三の都市、大邱(テグ)市(人口250万人、慶尚北道)を紹介するガイドブックが、東京の出版社から発売された。異例の3刷となる人気を集めている。ソウルや釜山(プサン)とは違う韓国を知りたいという人が増えているようだ。 (五味洋治)

 「大邱 週末トラベル ときめくテグの楽しみ方48」(百十二ページ、税別千五百七十円)だ。

 旅行ガイドやエリアガイドや児童書を手掛けるメイツ出版(東京都千代田区)が今年二月に発売した。著者は、神戸在住のフリーライター安田良子さんだ。

 「都会過ぎず、田舎過ぎない。自然も豊かで神戸のような存在」(安田さん)である大邱に魅せられた。昨年一年は、半分をゲストハウスに泊まり、カメラを手に市内を歩き回った。

 朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)当時、大邱には韓国の臨時政府が置かれたこともあり、古い建物が残る。中でも中心街の「北城路」には、日本統治時代の家屋があり、リノベーションされて喫茶店などに生まれ変わっている。

 開拓農民として戦前岐阜県から移住した水崎林太郎の墓を訪れる人も多い。

 農業用水が不足していたため、十年かけて寿城池という貯水池を造成し、亡くなるまで管理した。

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 このほか、巨大なランタンが夜空に舞うランタンフェスティバル(四月)、名物料理、市場、雑貨などを、細やかな観察眼で紹介している。

 「大邱だけをテーマにした日本語のガイドブックは初めて」(安田さん)といい、初版は売り切れ。その後二回増刷された。

 この本を手に、実際に現地を訪れる人も増え、今年三月には大邱市の「観光名誉広報委員」に選ばれた。

 安田さんは「成田や関西空港から直行便も出ています。歴史と自然にあふれたこの町の魅力を味わってほしい」と話している。

 問い合わせはメイツ出版=電03(5276)3052=へ。

 

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