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【首都圏】

<首都圏 おもしろランキング>快晴日数 埼玉「8年連続 日本一」

「麦秋」の季節。晴天下で行われる埼玉県熊谷市の小麦収穫のもよう。小麦栽培に適した晴天率の高い気候は同市を国内有数の小麦産地に育てた=2017年6月

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 天気予報で「明日は青空が広がり、よく晴れるでしょう」と言われると気分がいいもの。では、全国で年間を通して快晴の日が多いのはどこか?

 「統計でみる都道府県のすがた2018」(総務省統計局刊行)の「快晴日数(年間)」から抜粋したランキング(二〇一六年の数字)が別表。沖縄などの南国に快晴のイメージがあるが、実際は埼玉県(観測地は熊谷市)が五十六日で、二位・群馬県の四十六日に十日の差をつけて断然トップ。熊谷といえば、猛暑を報じるニュースに出てくる都市の常連で、今年は七月二十三日に四一・一度を記録、国内最高記録を五年ぶりに更新したが、快晴の日も多いという。なぜ埼玉県?

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 「統計でみる−」などによれば、「快晴日」とは、空のすべてを覆った雲の量を10とした場合、一日の平均が1・5未満の日を指す。「雲ひとつないピーカン」状態がほぼそれに当たる。埼玉県は夏は高温多湿、冬は低温乾燥の内陸性気候といわれる。特に西高東低の冬型の気圧配置の時、日本海側では湿っていた空気が山を越えて関東に入ると乾いた空気に変わる。こうした気象条件などから熊谷地方気象台では「冬場に快晴の日が多い」という。埼玉県のホームページでも、〇九年から一六年まで八年連続で日本一とアピールしている。大陸からの「空っ風」が吹き込むという点では隣の群馬県も環境は似ており、快晴日数は堂々の二位だ。

 逆に沖縄は年間でわずかに四日しかなく四十五位であるのは、海に囲まれて水蒸気が発生しやすいからといわれている。 (山岸利行)

◆太陽光エネ利用に適した環境

<熊谷市商工業振興課の話> 熊谷といえば、「暑い」というイメージだが、快晴日も多く、太陽光エネルギーの利用に適している。企業誘致も行っており、新たに事業を興す場合、太陽光発電の設備を設置すれば最大で五百万円の奨励金を出している。

 

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