東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 首都圏 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【首都圏】

<首都圏 おもしろランキング>公共の宿  日立の「鵜の岬」が29連覇国民宿舎宿泊利用率

国民宿舎の宿泊利用率で、29年連続日本一となった日立市の鵜の岬(茨城県開発公社提供)

写真

 自治体など公的機関が経営や運営を担う公共の宿には、国民宿舎や休暇村がある。自然環境に優れた休養地にあり、二食付き一万円前後で泊まれるのが魅力だ。

 二十九年連続日本一! 茨城県日立市十王町の国民宿舎「鵜(う)の岬」は、二〇一七年度の宿泊利用率で全国八十九の公営国民宿舎のトップを維持した。海鵜の捕獲地として有名な岬に立ち、太平洋を一望できるパノラマ風呂がある。旬の食材を使った料理や、ていねいな接客が口コミで広がり、リピーターも多い。予約は三カ月前の一日から電話のみ(夏休みと年末年始は往復はがきで抽選)。利用率は前年度と同じ87・6%で、二位の「サンロード吉備路」(岡山県総社市)を大きく上回った。利用状況は別表の通り。

 関東では「サンライズ九十九里」(千葉県九十九里町)が六位に入った。すべての客室と大浴場から、太平洋の大海原が眺められる。屋内温水プールやテニスコートも備え、九十九里の郷土料理が楽しめる。

写真

 一方、国立公園や国定公園に親しんでもらおうと環境省が設置場所を選んだのが国民休暇村。休暇村と名を改め、現在は一般財団法人休暇村協会が運営する。全国に三十七施設。抜群のロケーションが魅力だ。

 トップの「富士」(静岡県富士宮市)は、目の前の湖の向こうに雄大な富士山が眺められる。七月にリニューアルオープンした「奥武蔵」(埼玉県飯能市)は、秩父への観光拠点としても便利だ。増改築に地元産木材をふんだんに使い、高麗川で川遊びも楽しめる。 (小幡勇弘)

◆「お客さま第一」の精神続けたい

<鵜の岬・宮島裕支配人の話> これまで培ってきたおもてなしの取り組みを、お客さま第一の気持ちで続けていきたい。年代によって違う利用者のニーズに合わせ、客室の改修なども進めていく。区切りの三十年連続トップの実現を期待しています。 

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】