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【首都圏】

<首都圏 おもしろランキング>災害並みの暑さ 記録更新 熊谷41・1度

国内最高気温を更新した埼玉県熊谷市で、百貨店入り口に設置された大温度計に「41.1度」と書かれたシールを貼る担当者=7月23日午後

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 七月以降、日本全国で猛暑が続いた今年の夏。埼玉県熊谷市では、これまでの最高気温を更新する四一・一度を記録した。気象庁は「ひとつの災害と認識している」と異常さを指摘した。国内の最高気温ランキングを調べてみた。

 熊谷が首位に立ったのは二度目。最初は二〇〇七年八月で、岐阜県多治見市とともに記録を更新した。それまで七十四年もの間、トップを維持していた山形市を上回った。その後、一三年に高知県四万十市(江川崎)に首位の座を奪われたため、五年ぶりに返り咲いた形だ。

 気象庁によると、熊谷が暑くなる原因の一つに、ヒートアイランド現象が影響している。内陸に向かう海風が、暑くなった都心部を吹き抜ける際に暖められ、熊谷の気温を押し上げているのだという。同じ日、東京都青梅市では都内で初めて四〇度を超えた。

 猛暑で毎年のように取り上げられてきた群馬県館林市は、ことし六月に観測場所が移転した。新たなポイントの気温の方がやや低くなっている。以前から「高めに記録されているのでは」との声も上がっていた。全国各地で猛暑が報じられる中、「最高気温が下がった」と別の観点から注目が集まった。

 非公式ではあるが、気象庁の前身の中央気象台(現在の気象庁=東京都千代田区大手町=の向かい側)で「四六・三度」という記録が残っている。記録されたのは一九二三(大正十二)年九月一日に発生した関東大震災翌日の二日未明。地震に伴う大火の影響があったため、ランキングには入らない「幻の記録」となっている。(布施谷航) 

◆観測所変更影響?館林の気温 「低下」

 今夏の最高気温がこれまでより低く記録された群馬県館林市。気象庁の担当者は「以前は住宅地の中に観測所があった。変更の影響の可能性もある」。ただ、「新旧観測所とも基準は満たしている」とも。「館林が暑いのは変わりない」と熱中症対策を怠らないよう呼び掛けている。

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