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【首都圏】

<ようこそ!バリアフリー温泉>小田急山のホテル(箱根) 遥かなる異国の気分に

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 高齢者や身体の不自由な人たちは、アクティブに出歩くことが難しいので、宿泊先に居ながらにしてその土地の雰囲気や魅力を感じられるような設備があると喜ばれます。

 目にも鮮やかなツツジが記憶に残る箱根名物の庭園があるのは神奈川県箱根芦ノ湖温泉小田急 山のホテルの敷地内。レストランや客室からも眺められます。

 庭園全体の道は舗装され、道幅が広く緩やかな傾斜のスロープが設置されていますから、散策もしやすいです。電動車いすの貸し出しもしています。

 玄関ロビーからエレベーターを使い絨毯(じゅうたん)が敷かれた廊下を移動して温泉付き和洋室へ。客室=写真(下)=は板張りの間にセミダブルベッド二台とテーブルと椅子がセットされていて、別に畳の間もあります。

 部屋からは庭園が一望できます。和式のお風呂が付いており、温泉が引かれています。そしてフランス料理「ヴェル・ボワ」と和食「つつじの茶屋」の料理を夕食と朝食ともに客室に用意してくれます。もし食事処(どころ)での食事を希望すれば、「ヴェル・ボワ」までは階段がありますが昇降機が設置。二カ所の食事処とも車いすのまま食事ができる席もあります。

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 大浴場=写真(上)=には段差があります。ただシャワーキャリー(浴場専用車いす)がありますので大浴場へはこれを利用。アルカリ性単純温泉は透明感があって眺めているだけで美しいお湯です。

 山のホテルのレンガ色の屋根と白亜の建物はヨーロッパの古城をイメージさせます。晴れた日にこの外観が青空に映える様を見ると、遥(はる)か遠くの異国に来たような気持ちになります。これからは芦ノ湖湖畔でも随一の紅葉が錦繍(きんしゅう)色に彩られる季節がやってきます。紅葉の朱色、銀杏(いちょう)の黄色、ツツジの緑、その先に静かに水をたたえる芦ノ湖が広がり、富士山がそびえます。

 箱根は、首都圏から近く手軽に行ける代表的な温泉地です。箱根・伊豆半島を得意エリアとする小田急トラベルには「ほっとする宿 ふらっといい旅」という、自宅からバリアフリー温泉までの交通と宿泊をオーダーメードで手配してくれる便利な旅行商品があります。

 さあ、旅に出かけましょう。(温泉エッセイスト・山崎まゆみ)

<小田急 山のホテル(芦ノ湖温泉)> 神奈川県箱根町元箱根80 車いすで利用可能な温泉が引かれた和洋室(10〜12畳)2室(2人1室利用1泊2食4万150円〜4人利用で3万3150円〜)、食事は客室にて和食「つつじの茶屋」フランス料理「ヴェル・ボワ」を頂ける。2カ所とも車いすのまま食事できる席もあり。食事はアレルギー対応、刻み食などに対応(予約時に要相談)。貸し出し備品はシャワーチェア等。貸し切り風呂はない。電0460(83)6321 ※価格表記は全て税込み

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