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【首都圏】

<ようこそ!バリアフリー温泉>奥日光森のホテル 女性に人気 稼働率90%

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 奥日光温泉街からさらに奥に入った森の一角に、瀟洒(しょうしゃ)な別荘風のホテルが静かにたたずんでいます。

 吹き抜けのエントランスの先にあるのは、木目を基調とした北欧スタイルのロビー=写真(上)=と暖炉です。ここから樹齢三百年の御神木が鎮座する森のテラスが見渡せます。

 私が訪ねた時、七十代のお母様と四十代の娘さんに会いました。「朝食のビュッフェがたくさんあって目移りしちゃうんです。お野菜がおいしいの。すっかり気に入ってまた来たのよ」とはお母様。

 「お母様と娘さんでいらっしゃる母娘旅が多いですよ。特に記念日にちなんだ旅のお客さまには、夕食時に写真を撮らせていただきまして、台紙に貼ってお帰りにお渡ししております」(支配人・植田正和さん)。客室稼働率90%。女性に抜群の人気の旅館です。

 バリアフリー温泉を大きくうたっているわけではありません。けれど全二十五室中、フロントから最も近い客室が「101」「102」「103」の三室=同(下)=がバリアフリールームとなっていて、段差なく移動できます。

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 いずれも琉球畳の和室にベッド二台が置かれてあり、森が眺められます。101号室は温泉が引かれてある露天風呂が付いていて、102、103号室はユニットバスです。

 貸し切り風呂も二つあります。バリアフリールームからはスロープを使い、段差のない経路で移動できます。四季が感じられる「庭園露天風呂」=同(中)=を備えた大浴場は、脱衣場まで車いすのまま入ることができます。

 森のホテルは自家源泉を保有。気候によっては乳白色やエメラルドグリーンに湯が変化します。入浴すると温泉の温度以上に熱く感じられ、冷え症でお困りの方にお勧めしたい温まりの湯。先ほどのお母様も大ファンの朝食ビュッフェは、なんと和洋食が五十種類以上そろいます。「お体の状態によって、自由に取ることが難しいお客さんには、スタッフがお手伝いします」(植田さん)と至れり尽くせりです。(温泉エッセイスト・山崎まゆみ)

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<奥日光森のホテル(奥日光温泉)> 栃木県日光市湯元2551 車いすで利用可能なユニバーサルルーム・露天風呂付き和洋室101号室(2人1室利用1泊2食で2万7000円〜)、ツイン「102」「103」号室(2人1室利用2万円〜)それぞれ車いすのまま使用できるトイレを完備。食事は車いすのまま食事ができる食事処(どころ)「杜(もり)のダイニング」にて。食事はアレルギー対応。(予約時に要相談)。貸し出し備品はシャワーチェア(要予約)。貸し切り風呂は2カ所「湯のはな」「湯けむり」45分使用2160円。電0288(62)2338 

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