東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

甘利氏秘書「20億、言葉にしてほしい」 民主が音声公開

 甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、民主党は十五日、甘利氏側に現金を渡した千葉県の建設会社の元総務担当者一色武氏(62)に対し、甘利氏の公設秘書(当時)が、県道建設をめぐる都市再生機構(UR)との補償交渉をめぐり「推定二十億かかりますとか、言葉にしてほしい」などと、補償の希望額をUR側に提示するよう促したとみられる会話の音声データとメモを公開した。

 民主党によると、公開したのは、一色氏と秘書が昨年十一月二日、神奈川県大和市の喫茶店で面会した際のやりとりの一部で、録音時間は二十四秒。秘書とみられる男性が「推定二十億かかりますとか、言葉にしてほしい。今だったらぎりぎり絡めるんで」と話す声が録音されていた。

 民主党の大西健介衆院議員は「甘利事務所が補償交渉に関与していたことは明らかだ」と指摘した。

 URによると、このやりとりの五日前の昨年十月二十八日には、別の秘書がUR職員と議員会館で面会し、UR職員が建設会社側の希望する補償額について「具体的にはおっしゃらない」と説明。

 秘書が「私から聞いてもよい」と提案し、UR職員が「これ以上関与されない方がいい」などと応じていた。

◆公開音声データ全文

 民主党が15日に公開した甘利氏元秘書が一色武氏に語ったとされる音声データの全文は以下の通り。

 だいたい、そしたらかっこ書きでもいいです。でも、一応、推定20億かかりますとか、かかると聞いておりますとか、そういうなんか言葉にしてほしいんですね。あっちの言い分も明確なあれがないって話だったんで、明確にしなきゃですよね。もしかしたら実際の金額について細かいとこまで絡めないですよ。こういうところは今だったらぎりぎり絡めるんで。

 

この記事を印刷する

PR情報