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【社会】

避難いまも17万4471人 死者・不明・関連死2万1865人

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による全国の避難者は、なお十七万四千四百七十一人に上る。

 津波被害の激しかった岩手、宮城、福島の三県によると、避難生活での体調悪化などで亡くなった震災関連死は、三月十日時点で三千四百十人にまで増えた。死者、行方不明者を合わせた震災の犠牲者数は二万一千八百六十五人となった。

 大地震は二〇一一年三月十一日午後二時四十六分に発生し、宮城県で最大震度7を観測。大津波が太平洋沿岸の広い範囲を襲い、多くの市街地や集落が壊滅的打撃を受けた。

 警察庁によると、死者は一万五千八百九十四人、行方不明者は二千五百六十一人。

 三県では、プレハブ仮設住宅で今も計五万七千六百七十七人が暮らしている。

 原発事故では、福島県双葉町など県内七市町村の一部が今も帰還困難区域に指定され、福島県から県外に避難した住民は二月二十六日現在、四万三千百三十九人に上っている。

 一方で、昨年三月には常磐自動車道が全線開通し、五月には仙台市中心部と宮城県石巻市を結ぶJR仙石線が全線復旧するなど、交通網の整備は進んだ。

 被災後三県警に収容された一万五千以上の遺体は身元の解明が進んだが、今年二月末時点で七十五遺体が未判明だ。行方不明者家族の多くは、遺体が見つからないままやむなく死亡届を提出。警察庁によると、提出率は震災半年後に約77%に及んだが、少なくとも二十七人の不明者家族は、五年後の今も死亡届を出せずにいる。

 

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