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【社会】

保育士も「制度改善を」 「保育園落ちた」広がる怒り

保育所を取り巻く環境の改善を訴える人たち=20日午後、東京都新宿区で(佐藤哲紀撮影)

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 子どもの認可保育所の入園審査に落ちた親を応援する集会が二十日、東京・新宿駅前であり、保育士や子育て中の母親らが集まった。「保育園落ちた日本死ね!!!」と題してブログに書き込んだ母親の憤りから始まった活動は、保育制度全体の改善を求める動きへと広がっている。

 集会は、保育士や子育て中の母親らでつくる「子どもへ手渡す未来を考える保育の会」が開いた。保育所の審査に落ちた母親らが国会でデモを行った五日にも新宿で応援集会をしており、今回が二回目。

 二歳の長男がいる主婦の諸星牧子さん(40)=東京都武蔵野市=は、職場に産休や育休制度がなく、出産を機に仕事を辞めた。マイクを握り、「働きたくても働けない女性の思いが爆発したのが国会のデモ。子どもの未来に周囲が無関心すぎる」と訴えた。

 保育士の佐藤こずえさん(45)=東京都足立区=は「入園が決まった母親が『まだ決まっていない人に申し訳ない』と言う現状はおかしい」と指摘。保育士の厳しい処遇を挙げ「命を預かる仕事に給料が見合わないから人手が足りない。子どもを預けるほうも預かるほうも共倒れになる」と危機感を募らせた。

 

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