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【社会】

盲導犬の男性が転落、死亡 銀座線の線路上、電車にひかれ

 十五日午後五時四十五分ごろ、東京都港区の東京メトロ銀座線青山一丁目駅のホームから世田谷区祖師谷一、会社員品田直人さん(55)が転落し、上野発渋谷行きの電車にはねられ、約三時間後に死亡した。品田さんは視覚障害があり、盲導犬を連れており、警視庁が転落時の状況を調べている。

 同駅には、転落防止用のホームドアが設置されていなかった。駅のカメラ映像では、品田さんが何かにぶつかったり、人に押されたりした様子はなかったというが、進行方向の先に柱の列があり、盲導犬が避けようと線路側に寄った可能性もある。

 警視庁と東京メトロによると、品田さんは線路に沿ってホームを歩いていたが、徐々に左側の線路方向にずれ、足を踏み外すように転落した。盲導犬は品田さんの右側に付き添っていた。転落の約二秒後に電車が進入し、運転士が急ブレーキを掛けたが間に合わなかった。

 転落直前、係員がマイクで「白線の内側に下がってください」と呼び掛けた。当時、ホームは混雑していなかった。盲導犬は転落せず、無事だった。

 このため、銀座線は渋谷−溜池山王間で約一時間半にわたり上下線の運転を見合わせ、三万七千人に影響が出た。

 

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