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【社会】

9月の台風進路は従来型? 高気圧配置が8月から変化

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 日本列島に次々と台風が押し寄せている。東北や北海道では統計史上初となる直接上陸が相次ぎ、大きな被害が出た。しかし、九月に入ると台風は西日本の南海上でカーブして北上する従来に似た進路を取るようになった。気象庁は、太平洋高気圧の変化が原因とみている。

 気象庁によると、八月は後半だけで四個の台風が上陸した。平年の八月だと九州の西側を右カーブしながら北寄りに進むのが台風の主な進路だが、今年は太平洋高気圧の張り出しが弱かったため、東日本の東海上を直線的に北上する特異なケースが続いた。

 迷走するように動いた台風10号は、沖縄・南大東島の南海上まで西へ進んだが、チベット高気圧に阻まれ停滞。その後は、南に張り出してきた太平洋高気圧周辺の空気の流れに乗って東へ反転した後に北上し、岩手県大船渡市付近に上陸した。

 九月に入ると、太平洋高気圧の列島側への張り出しが強まり、東日本を広く覆う典型的な気圧配置に戻った。台風は高気圧周辺の風で流されて動くため、新たに発生する台風は列島の南海上で大きく右カーブし、東北や北海道に直接上陸するようなコースはたどらないとみられる。六日に発生した台風13号も西日本の南海上を北寄りに進んだ。

 

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