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【社会】

がん患者が力取り戻す場所に 「マギーズ東京」オープン

「マギーズ東京」の開館式典でテープカットをする秋山正子センター長(中央)、共同代表の鈴木美穂さん(同左)、塩崎厚労相(同右)ら=10日、東京都江東区で

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 がん患者や家族が気軽に立ち寄り、闘病中の悩みを看護師や心理士に無料で相談できる施設「マギーズ東京」が十日、東京都江東区にオープンした。英国で誕生し、広がっているがんのケア施設がモデルで、日本では初めて。寄付金を基にNPO法人が運営する。

 同日の開館式典では、秋山正子センター長(66)が「患者や家族が気軽にサポートを受け、力を取り戻すことのできる場所にしたい」、二十代でがん闘病経験があるNPO共同代表の鈴木美穂さん(32)が「死ぬことばかり考えていたあの頃に、こんな施設があったら良かったと思える場所」とそれぞれあいさつした。

 建物は平屋二棟、計約二百平方メートルで、大きなガラス窓から外の緑が望める造りになっている。平日午前十時から午後四時まで看護師と臨床心理士が常駐し、がんに関連するさまざまな相談を受けたり、治療中の食事や暮らしの工夫をアドバイスしたりする。相談に予約は不要で、ふらっと立ち寄って読書やお茶を楽しむこともできる。数キロ圏内にある五つのがん拠点病院からアクセスしやすいのも特徴だ。

 建設、運営費用は主に寄付で、インターネットで資金を募るクラウドファンディングをきっかけに延べ約三千人の協力を得た。

 

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