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【社会】

土壌に基準上回る鉛 蘆花恒春園の一部閉鎖 都、保育園予定地周辺で

 世田谷区粕谷の都立公園「蘆花恒春(ろかこうしゅん)園」内に計画されている認可保育所の予定地の土壌から環境基準(一キログラムあたり百五十ミリグラム)を超える鉛が検出されたことを受け、東京都は二十七日、予定地周辺を当面閉鎖すると発表した。土壌汚染対策の工事を進める。

 保育所予定地は多目的広場として使われていた場所で、保育所を整備する社会福祉法人が七月に行った調査で環境基準の三倍の鉛を検出。都がさらに詳しく調査したところ、最大で基準の一六・七倍、予定地以外でも一・四〜五・八倍の鉛が出た。

 このため、保育所予定地を含む「花の丘」と呼ぶエリアの約一・四ヘクタールを閉鎖する。公園の面積の約二割になる。遊歩道に柵を置き、二十七日午後から立ち入りできなくする。

 都は閉鎖について「すぐに健康被害が出る汚染状況ではないが、利用者の安全確保に万全を期すための措置」と説明している。保育所の建設工事はすでに中断されている。

 都によると、土壌汚染が確認された場所は一九九〇年代にガソリンスタンドや住宅があり、その後公園になった。今回の調査結果は速報値で、正式な値は十一月中旬に出る。汚染対策の方法は検討中だが、盛り土などが考えられるという。

 

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