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【社会】

大阪男児不明 父親「山中に捨てた」 新たに供述、府警が捜索

奈良県御所市の山中で梶本樹李ちゃんを捜索する捜査員=4日午前

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 堺市北区に住民票がある梶本樹李(たつき)ちゃん(4つ)が行方不明になり、児童手当の詐取容疑で両親が逮捕された事件で、父親の鉄筋工卓(すぐる)容疑者(35)が「(樹李ちゃんの)遺体を大阪と奈良の境の山中に道路脇から投げ捨てた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。府警は四日午前、奈良県御所市の山中で、死体遺棄容疑で遺体の捜索を始めた。

 捜索現場は大阪府千早赤阪村との境にある水越峠付近で、国道309号脇の山中。

 捜査関係者によると、卓容疑者は逮捕直後、長男樹李ちゃんについて「階段から落ちて死んだ。遺体は海に捨てた」「どこにいるか今は言えない」などと供述を変遷。その後の調べに「うそをついていた」と話し、五月下旬に水越峠付近の山中に「自分一人で遺体を捨てた」と新たに供述した。死因については曖昧な供述をしている。

 府警は三日、卓容疑者を同行させて、供述に従い遺棄したとされる場所を確認した。一方、母親の無職千穂容疑者(32)は「昨年のクリスマスごろに夫がどこかに連れて行って分からない」と話している。

 両容疑者は二〇一三年十二月、乳児院から樹李ちゃんを引き取り、大阪府松原市内の住宅で同居を始めた。昨年十二月、堺市北区に転居したが、両市の調査で樹李ちゃんの所在が確認されたことはなかった。府警も今年九〜十月、両市の住居を家宅捜索したが、所在は分からなかった。

 

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