東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

神宮外苑火災 制作側「白熱球を点灯」 ジャングルジム内、延焼か

写真

 東京・明治神宮外苑のイベント会場で木製オブジェのジャングルジムが燃え、中で遊んでいた港区の佐伯健仁(けんと)ちゃん(5つ)が死亡した火災で、制作した日本工業大の成田健一学長らが七日、記者会見し、ジャングルジムの中で白熱電球を使った投光器を点灯させていたことを明かした。七日朝からの警視庁の現場検証では、焼け跡から白熱電球が見つかった。

 警視庁は、投光器を点灯させて高温になり、近くにあった装飾用の木くずが発火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いで調べている。

 大学によると、制作にかかわった学生らに聴き取りをした結果、コンセントをジャングルジムに引き込み、屋外用の投光器につないでいた。投光器のコードは三十センチ程度しかなく、ジャングルジムの中に置く形になったという。

 投光器は暗くなってからの作業に備えて設置したといい、展示を始めた当初は照明用として、比較的高温にならない発光ダイオード(LED)を、同じコンセントにつないで使っていた。設営作業のない六日夕に投光器を点灯させた理由について、成田学長は「定かではないが、作品をより良く見せる意図があったのではないか」と説明した。

 警視庁の現場検証では、ジャングルジムの中から、白熱電球一個が焼け焦げた状態で見つかった。電源につながった状態だった。器具が破損しており、大きさや取り付けられていた位置は分かっていない。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by