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【社会】

博多陥没 1週間ぶり通行再開 避難勧告を解除 被害補償対応へ

 JR博多駅前の道路大規模陥没事故から一週間となった十五日、福岡市は道路の復旧を終えて車や歩行者の通行を再開させた。これに伴い、現場付近のビル三棟に出していた避難勧告を解除。西部ガス(福岡市)は、一部の建物で停止していたガスの供給を開始する。

 市は十五日、年内を目標に個人事業主や中小企業などに賠償金を仮払いすると明らかにした。原因となった市発注の地下鉄延伸工事を請け負った共同企業体(JV)がいったん支払う形を取る。事故原因が分かり、市とJVの責任の度合いが判明し次第、それぞれの負担額を決める。同日午後一時には、被害に関する電話相談窓口も開設。市幹部は「資金繰りに困っているところにはできるだけ早く対応したい」としている。

 市によると、現場に展開した作業員や警備員は十四日昼までに延べ千人に上った。高島宗一郎市長は通行再開後、「多くの皆さまにご迷惑を掛け、おわび申し上げる」と改めて謝罪。修復した路面に亀裂が生じていないかどうか確認するため、市は少なくとも一カ月間、数時間おきに目視で確認する。

 二〇二〇年度を目標にしていた市営地下鉄七隈線の延伸区間の開通時期について高島市長は「原因究明や再発防止策がどれくらいの期間でできるか分からず、明言できる状況にはない」と述べるにとどめた。

 

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