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【社会】

豊洲市場の移転延期が影響 集客施設の着工先送り

 東京都の築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転延期で、豊洲の敷地内に集客施設「千客万来(せんきゃくばんらい)」の建設を計画している運営会社が、来年一月の着工を先送りすることが同社への取材で分かった。開場時期が見通せず、担当者は「市場がないのに、うちだけぽつんとあっても意味がない。移転の可否を早く決めてほしい」と訴える。

 運営会社は温浴施設を展開する「万葉倶楽部(くらぶ)」(神奈川県小田原市)。計画では水産仲卸売場棟と同じ区画に江戸の街並みを再現し、新鮮な魚介や青果の飲食店、物販店が入る施設を建設。二〇一八年八月に一部開業し、翌一九年八月に温泉やホテルを加えて全面オープンする予定だった。

 しかし、小池百合子知事が今年八月に移転延期を発表。豊洲の建物下に土壌汚染対策の盛り土がないことも発覚した。集客施設の地下に駐車場を設ける計画だったため、地下利用の妥当性を再確認する必要も生じているという。

 千客万来は築地のにぎわいを継承する集客施設。すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(中央区)などが都の公募で事業者となったが辞退し、再公募で今年三月、万葉倶楽部に決まった。 (内田淳二)

 

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