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【社会】

電通「鬼十則」を社員手帳から削除へ 過労自殺遺族が問題視

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 女性新人社員の過労自殺問題を受け、電通(東京都港区)が、社員手帳に記されている「鬼十則」と題した社員心得の掲載の取りやめを検討していることが、同社への取材で分かった。

 鬼十則は、四代目社長の故吉田秀雄氏の遺訓。六十五年前に執筆された。「取り組んだら『放すな』、殺されても放すな…」といった過重労働につながるような一節が含まれ、昨年十二月に過労自殺した新入社員の高橋まつりさん=当時(24)=の遺族側が記者会見で問題視していた。

 電通を巡っては、東京労働局などが今月七日、労働基準法違反の疑いで、本社と全国の三支社を一斉に家宅捜索。違法な長時間労働などがあったとして、書類送検に向けて捜査を進めている。

 電通広報部は「鬼十則の取り扱い方も含め、企業風土全体の改善に向けた検討を進めている」とコメントしている。

 

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