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【社会】

柏崎市長に再稼働容認派 元市議の桜井氏が反対派破る

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が主要な争点となった、任期満了に伴う新潟県柏崎市の市長選は二十日投開票され、条件付きで再稼働を認める無所属新人の元市議桜井雅浩氏(54)が、反対を掲げる無所属新人の元市職員竹内英子氏(47)=共産、社民推薦=を大差で破り初当選した。投票率は64・06%。前回の64・93%を0・87ポイント下回った。

 十月の知事選で再稼働に慎重な立場を鮮明に打ち出した米山隆一氏が勝利しているが、立地自治体の中で異なる結果となった。法的根拠はないものの、再稼働には電力会社との安全協定などに基づき、柏崎市のほか県知事の同意手続きが不可欠で、再稼働が困難な状況は変わらない。

 福島第一原発事故を起こした東電は経営立て直しのため、柏崎刈羽原発の早期再稼働を目指している。原子力規制委員会の審査は来年に終わる可能性がある。

 桜井氏は市内の事務所で「規制委の審査後も条件を付けるが、再稼働の価値を認める姿勢は変わらない」と記者団に述べた。竹内氏は「原発事故の可能性があることを(有権者に)うまく伝えられなかった」と話した。

 桜井氏は市民に意見を聞く条例を定め、安全面などの条件を満たせば容認すると主張。原発を巡る推進、反対両派の対立解消にも意欲を示し、地元経済界や自民党などの推進派のほか、慎重派の一部からも支援されるなど幅広い層から支持を得た。

 

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