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【社会】

佐川社員ら6人逮捕 駐車違反の7割で身代わり容疑

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 佐川急便の東京営業所(東京都江東区)で運転手が駐車違反をした際、身代わり出頭させていたとして、警視庁は二十二日、犯人隠避と同教唆の疑いで、いずれも同営業所係長の佐藤謙二(35)=江東区北砂七=と高橋竜一(41)=千葉市中央区神明町=両容疑者ら六人を逮捕した。

 両容疑者の逮捕容疑では、二〇一四年十一月と今年四月、中央区銀座や月島の路上で、社員の四十代男性運転手が駐車違反をした際、報告を受け、会社のOB(42)や部下(31)に身代わり出頭を依頼し、別の会社員の男(42)や業務委託先の四十代男性に身代わりとして出頭させたとされる。交通捜査課によると、両容疑者は「違反者は運転の仕事から外れ、運転手が足りなくなると思った」と供述。六人とも容疑を認めている。

 同課は一四年一月以降、同営業所での身代わり出頭が駐車違反全体の七割以上に当たる数十件あり、組織的に繰り返されていたとみている。実際に駐車違反をした男性社員らについても犯人隠避教唆容疑で書類送検する方針。

 今年五月、男性運転手が中型免許の必要なトラックを運転していた際、駐車違反したが、出頭した男性が普通免許しか持っておらず、身代わりが判明した。

 警視庁は九月十六日、同営業所などを道交法違反などの容疑で捜索。駐車違反の記録を調べたところ、社員でない複数の人物が出頭していた例がほかにも見つかり、捜査していた。

 佐川急便は「従業員の逮捕は誠に遺憾。関係者にご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ない。今後も警察の捜査に全面的に協力していく」とコメントした。

 

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