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【社会】

「3・11」余震 今後もM7級警戒 気象庁が説明

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 東北地方を中心に各地に津波をもたらした二十二日早朝の地震は、五年八カ月前の東日本大震災の余震だった。気象庁は「大震災はマグニチュード(M)9と非常に規模が大きかったため、その影響も長く続く。余震はまだ活発な状態で、今後も年一回程度はM7クラスの余震が起きてもおかしくない」と、日ごろの備えをあらためて呼び掛けた。

 東日本大震災の余震域は岩手県沖から房総沖にかけて、沿岸部から東の沖合二百キロ以上の日本海溝付近まで及ぶ広大なエリアだ。

 この余震域では、二〇一一年にM7・0〜7・6の余震が計六回発生。一二年十二月七日にも三陸沖でM7・3の余震が起き、津波警報が出て宮城県石巻市で九八センチの津波を観測した。一三年十月二十六日には福島県沖でM7・1、一四年七月十二日にも福島県沖でM7・0、一五年二月十七日には三陸沖でM6・9と、津波を伴うM7前後の余震が毎年起きている。

 今回の地震のメカニズムは、北西と南東に引っ張られる力が働いたことによる正断層型。東日本大震災は陸側のプレート(岩板)と海側のプレートの境界が大きくずれ動いて起きたが、今回はプレート境界より上にある陸側のプレート内部で発生したとみられる。

 陸側のプレート内部がおおむね東西方向に引っ張られる原因について、気象庁は「(大震災の発生時に)陸側のプレートが東へ大きく動いた影響が考えられる」と説明している。 (宇佐見昭彦)

 

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