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【社会】

囲碁電王戦、趙名誉名人が制す 2勝1敗で囲碁ソフトに勝ち越し

コンピューターソフト「DeepZenGo」に勝利し、対局を振り返る趙治勲名誉名人=23日、東京都千代田区の日本棋院で

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 囲碁プロ棋士の趙治勲(ちょうちくん)名誉名人(60)とコンピューターソフト「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」の3番勝負、第2回囲碁電王戦の第3局は23日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、趙名誉名人が167手で黒番中押し勝ちし、2勝1敗で勝ち越し、シリーズを制した。

 日本製ソフトのDeepZenGoは世界トップレベルを目指し、「ディープラーニング(深層学習)」という人工知能(AI)の技術を使用。プログラマーや東大のAI研究者らが3月から短期間で開発した。3番勝負では第2局で初勝利を挙げ互角に戦ったが、勝ち越しはならなかった。

 趙名誉名人は、七大タイトルを含む棋戦優勝が歴代最多の74を誇る実力者。

 3番勝負は公式戦で使用される19路盤、ハンディなしで行われた。対局は趙名誉名人が実利で先行し、押し切った。

 プロ棋士とソフトの対戦は3月、米グーグル傘下の企業が開発した「アルファ碁」が韓国の世界トップクラス棋士に4勝1敗と勝利している。

◆強くなったことに感謝

<趙治勲名誉名人の話> この対局を楽しみにしていた。(ソフトは)強いところと弱いところがある。強いところは自分よりも強い。ここまで強くなってくれて感謝の気持ちしかない。

◆完敗 修正点見えた

<ソフト開発チームの加藤英樹さんの話> 完敗でした。(ソフトの)修正点がはっきり見えた。アルファ碁との差を少しずつ詰めたい。

 

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