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【社会】

秋篠宮さま51歳に 象徴の在り方 陛下に同感

宮邸で談笑される秋篠宮ご一家=宮内庁提供

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 秋篠宮さまは三十日、五十一歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・元赤坂の宮邸で紀子さま(50)とともに記者会見に臨み、天皇陛下が八月に公表した生前退位の意向をにじませたビデオメッセージについて「長い間考えてこられたことをきちんとした形で示すことができた、これは大変良かったことだと思います」と感想を述べた。また「折々にそういう考えがあることを伺っておりました」と、陛下から事前に退位の意向を聞いていたことも明らかにした。陛下がビデオメッセージで語った象徴天皇像には「私もそのお考えに非常に同じような気持ちを持っております」と述べた。

 皇位継承に連なる皇族が、陛下の意向伝達の経緯やそれを受けての心境を語ったのは今回が初めて。

 陛下、皇太子さま、秋篠宮さまは数年前から皇居・御所へ月に一回程度集まり、皇室を巡る課題を話し合う、いわゆる「三者会談」を続けている。退位の意向を伝えられた時期を、秋篠宮さまは「かなり以前のこと」と述べており、こうした機会にやりとりがあった可能性がある。

 皇族の減少や、高齢化が進む皇室の現状には「活動の量を同じようにできるかというと、私はそれは難しいと思います。その時にいる、それからまた活動ができる皇族ができる範囲で公的な仕事を行っていくということになるのではないか」との考えを示した。

 長女眞子さま(25)、次女佳子さま(21)の将来には「結婚については娘たちの意思をできる限り尊重したいなと思っております。今は頂いた仕事を一つ一つ真摯(しんし)に務めていってくれれば」と思いを語った。

 長男悠仁さま(10)については「海外も大事ですが、日本の国内のいろいろなその文化に触れる機会を持ってもらえたらいいなと思いますし、それを含めて、幅広い事柄に関心を寄せてくれたらと思っております」と話した。

 この一年を振り返っての感想は、熊本地震や台風10号などの自然災害に触れて「防災、減災の重要性というのを非常に感じた」と述べた。

 また、大隅良典・東京工業大栄誉教授のノーベル医学生理学賞受賞決定や、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでの日本人選手の活躍を喜んだ。一方「大変残念なこと」に、タイのプミポン国王と三笠宮さまの逝去を挙げた。

 

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