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【社会】

川内1号機が再稼働 来月に本格運転 運転原発3基に

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 九州電力は八日夜、定期検査で停止していた川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)を再稼働させた。十一日に発電・送電を始め、徐々に出力を上げ、トラブルがなければ来年一月六日に本格運転に入る。稼働中の原発は川内2号機のほか、四国電力伊方(いかた)3号機(愛媛県)の三基となった。川内2号機は今月十六日から定期検査に入り、来年二月下旬まで停止する。

 川内原発を巡っては、脱原発を掲げて今年七月に初当選した鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が八、九月に二度、九電に熊本地震の影響を調べるために原発停止を要請。圧力容器の状況を水中カメラで点検するなど定期検査以外の項目の実施や、介護施設の入所者の避難に使うバスの追加提供などの回答を九電から引き出したものの、停止は拒否された。

 三反園氏は開会中の県議会十二月定例会で「私に原発を稼働させるか否かの権限はない」と述べ、1号機の再稼働を事実上容認。一方で県議会には、公約の目玉としていた独自に原発の安全性を検証する「原子力問題検討委員会」設置の関連予算案を提出している。

 今月十六日の県議会の採決で予算案が可決されれば、県は原子力工学や地震学、防災などの専門家十二人でつくる検討委を設置する。三反園氏は「検討委で原発の安全性に問題があると判断されれば、稼働の有無にかかわらず九電に強い対応をとる」としている。

 

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