東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

抗議中に逮捕 山城議長 拘束5カ月、保釈

辺野古新基地反対派リーダーで沖縄平和運動センターの山城博治議長が保釈された。拘束から5カ月。支援者と抱き合って喜んだ=18日夜、那覇市で

写真

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設などへの抗議活動に伴う三事件で、傷害や公務執行妨害の罪に問われた反対派リーダー、沖縄平和運動センター議長山城博治(ひろじ)被告(64)が十八日夜、保釈された。福岡高裁那覇支部が十八日、保釈を認めた那覇地裁決定を支持し、那覇地検の抗告を棄却した。

 山城議長は、米軍北部訓練場(東村など)のヘリコプター離着陸帯建設の抗議活動に伴い、有刺鉄線を切断した器物損壊容疑で昨年十月に逮捕された後、約五カ月にわたり拘束が続いた。移設反対派や国際人権団体が早期釈放を求めていた。

 午後八時ごろ、那覇拘置支所を出た山城被告は、集まった支援者らに「これから何カ月かかるか分からないが、皆さんと一緒に無罪を勝ち取ろう」と涙ながらに話した。

 その後、那覇市で記者会見し約五カ月の拘束を「不当な拘束、弾圧だった」と批判。弁護人は、事件関係者との面会禁止の条件が付いていると明かし、関係者と接触し得る抗議活動を「自重せざるを得ない」と述べた。

 この日まで勾留の対象となっていたのは、三事件のうち、北部訓練場付近での沖縄防衛局職員に対する傷害・公務執行妨害事件。これを含む二事件について山城議長は、十七日の那覇地裁の初公判で無罪を主張した。有刺鉄線切断の器物損壊事件は起訴内容を認めた。

 弁護側の請求に基づき、那覇地裁が十七日、保釈を決定。那覇地検が直ちに抗告と執行停止の申し立てをし、地裁が申し立てを認めた。その一方で、高裁那覇支部が保釈の可否を審理していた。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報