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【社会】

貨物線を住民の足に 新小岩−金町 葛飾区が旅客化検討

旅客化が検討されている貨物専用線「新金線」。後方はJR金町駅=東京都葛飾区で

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 東京都葛飾区を南北に縦断するJR東日本の貨物専用線「新金(しんきん)線」の旅客化に向け、区が検討に入ることを決めた。二〇一七年度予算案に交通需要などの調査費として二千万円を盛り込んだ。路面電車に使われているライトレール(LRT)型車両の導入が候補の一つに挙がっており、JR東などの鉄道事業者も交えて協議していく。 (大平樹)

 新金線は、総武線新小岩駅と常磐線金町駅をつなぐ六・六キロ。全線が単線で、JR貨物が一日八本定期運行しているほか、JR東が臨時の旅客列車を走らせている。葛飾区内では、北部を常磐線、中部を京成線、南部を総武線が走っているが、いずれも東西を横断する路線で、南北をつなぐ公共交通はバスしかない。

 新金線が旅客化すれば南北のアクセスが格段に向上するため、区民の間から要望が根強くある。

 区は二〇〇三年、「旅客化は採算面から難しい」という結論を出したが、金町駅前に一三年、東京理科大葛飾キャンパスが開設されたことを契機に周辺の再開発が進んだ。青木克徳(かつのり)区長は今年二月の会見で「もう一度総合的に検討し、可能性を探るべきだ」と述べた。候補の一つに挙がっているLRT型車両は床が低く、駅の設置コストが安い利点がある。

 

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