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【社会】

深さ12mの井戸に女児転落 国立の空き地 1時間後救出で軽傷

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 三十日午後五時五分ごろ、東京都国立市西二の空き地の井戸(直径一メートル、深さ十二メートル)で遊んでいた市内の小学二年の女児(8つ)が、井戸に転落したと母親から一一九番があった。約一時間後、東京消防庁の救助隊が縄はしごを使い井戸の底から女児を救出。女児は頭に打撲、あごに擦り傷の軽傷を負ったが無事だった。

 警視庁立川署によると、井戸はコンクリート製で、半円形のふた(厚さ八センチ)を二枚組み合わせて閉じてあった。地面から二十〜三十センチの高さに円形の口があり、女児がふたに乗って遊んでいたところ、突然落ちたという。一緒にいた友人の連絡を受けた女児の母親が、消防に通報した。

 消防隊員は、金属製の縄はしごを垂らして井戸の中に降りて女児を助け出した。女児はふたのうちの一枚とともに落下したとみられ、ふたは井戸の途中に引っ掛かっていた。井戸の底には深さ約八十五センチの水が残っており、立川署は水により落下の衝撃が和らいだとみている。

 現場近くに住む理容店経営の秋元妙子さん(62)は、救急車のサイレンを聞いて現場に駆け付け、井戸から「ママ、ママ」という泣き声を聞いた。近くに男性もいて「ママはいるから大丈夫だよ」と声をかけていたという。秋元さんは「何かの拍子にふたがずれて、転落したのかもしれない」と話した。井戸の周囲に柵などはなかった。

 

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