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【社会】

玄海再稼働に平戸市長が一転反対 「避難計画が不十分」

 九州電力玄海原発(佐賀県)の再稼働を巡り、三十キロ圏内の長崎県平戸市の黒田成彦市長が十九日、本紙の取材に応じ「避難計画が不十分な現状で、再稼働に賛成できない」と述べ、反対する姿勢を明確にした。

 黒田市長はこれまで「国が責任を持って判断するべきだ」と、国の方針を追認していた。反対に転じた理由について、市議会が全会一致で、反対の意見書をまとめたことなどを挙げ「国に対し、不安を抱えているという意思を示す意味もある」と説明した。

 平戸市は人口約三万二千人のうち、三十キロ圏内には約一万一千人が生活。離島を抱えるほか、市役所などがある平戸島自体も、九州と一本の橋だけでつながり、避難には困難が伴う。

 「(避難などの事故対応で)国が責任を持つと言うばかりで、その言葉しか聞こえてこない」と指摘。今後、長崎県内の三十キロ圏内に入る佐世保市、松浦市、壱岐市の三市とともに、避難計画の充実を求め、国に要望書を提出する。

 

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