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【社会】

「疑念は山積みなのに30時間で採決とは」 国会前に怒りの市民

国会周辺で「共謀罪」に反対する人たち=19日午後、東京・永田町で(木口慎子撮影)

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 「共謀罪」法案の採決に向けた審議が衆院法務委員会で進んだ十九日午後、東京・永田町の国会周辺では、法案の採決強行に反対する集会が開かれ、参加者が「心を縛る法律要らない」「表現・思想の自由抑圧するな」などと抗議の声を上げた。

 正午ごろ始まった集会には、市民団体や労働組合、宗教団体など数十団体が参加。一帯の歩道の半分は人で埋め尽くされた。マイクを握った野党の国会議員は「いくらでも解釈可能な危険な法律」「戦前の治安維持法のように、国民の口をふさいで、戦争に向かうための法律ではないか」と声を張り上げた。

 早朝から駆け付けてチラシを配っていた東京都千代田区の男性(61)は「法案に対する疑念はたくさん残っているのに、国会の慣例にのっとって審議が三十時間過ぎたから採決するなんてあり得ない。多数派は何をやってもいいという数の横暴だ」と怒りをあらわにした。

 江東区の男性(71)は「共謀罪ができれば、警察のやりたい放題になる。こんな集会も捜査しようと思えば捜査され、こわくて参加者はいなくなる」と不安を口にした。

 

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